家庭透析（HHD）は１９６９年に愛知県腎臓財団の協力のもと、社会福祉法人「新生会」新生会付属診療所で始まりました。当時はベッドの不足を補うことが主な目的でした。新生会は’７２年より完全社会復帰 を目的として家庭透析に専任スタッフを置き、透析装置の貸出しシステム・材料供給システム・  管理システムを推進しています。その経験から家庭透析は非常にすぐれた要素を持っており、 きわめて望ましい治療形態であることが実証されました。’９８年４月、在宅血液透析として保険収載となり、全国で家庭透析療法が行えるようになりました。その後当院家庭透析センター は同在宅透析教育センターに業務を引き継ぎ現在に至っています。